「過去・今・未来」と「吉凶は動より生ず」

前回の「自分を知る」という記事に続いて、今回は私の過去も少しだけ交えながら占いのお話しをしていきます。

皆さんは、過去とどんな風に向き合っているでしょうか。

気学九星は開運の占いとなっていまして、「過去の行動」が「今」と「結果」へ繋がっていくと考えます。また、占いは「今」をみて過去と未来を読み解くものになります。

今を大切にするには、過去とも向き合いたいですし、未来を拓くには今を大切にすることが肝要です。

私自身こういうお仕事をさせていただいてますが、過去と向き合うにはかなりの年月を要しましたし、今でも向き合っています。

私の中で反省の過去…それは、高校生の頃のこと。

もう数十年前ですが、あの頃の私は何に対してもチャランポランで適当な対応をしていました。

自分のもつ環境や状況を甘えのタネにし、友人やお世話になった方に迷惑をかけてしまっていました。

弱いと思われたくない気持ちや、強く見せるための日々。。。

本当は自分の中で反省はしていたものの、素直に表現出来なかったですね…勇気がなく弱かったんだと感じてます。

そこから時を経て、歳を重ねるごとに反省がどんどん増していましたが、ある日あの当時お世話になった方と接触する機会が。

(ご縁や引き寄せとは不思議なものです)

何も言わず、何も行動せずにいれば、何も伝わらずそのままになってしまうと考え、お詫びの気持ちをお伝えしました。

お相手は有り難いお言葉をかけてくれたり、握手の手を差し伸べてくれたり。寛大な対応をしてくださり、感謝の気持ちしかありません。

結果として、とにかく行動を起こした事自体は、自分の中で大きな一歩でした。

ほんの少しですが、過去と向き合いまた新たな形で前に進めたような…もちろん反省は変わらないけど、「過去」と「今」を少し大切にできたような感覚です。

冒頭でもお伝えした通り、占いでは「今」を大切にし、「吉凶は動より生ず」という教えがあります。

過去の行いは今へ繋がり、今を大切に生きることで、いずれ今が過去となり未来は拓けるということ。

要は、「過去→今→未来」の繰り返し。

そこに加えて、行動しなければ吉も凶もなく結果は得られないということ。

(※もちろんタイミングも大切です。)

皆様それぞれ状況は違えど、過去と向き合ったり、動いた方が良いと感じている事があるならば、タイミングを見計らいながら「過去・今・未来」や「動より生ず」を意識してみるのも良いかもしれません。

少し注意事項も挙げておきます。

過去と心理の関係性として、過去と向き合うことは、心理学のプロでもかなり慎重に取り扱わなければなりません。

例えば、抜けていないトゲが残っていたり、気がかりなことがあった場合、振り返りをすることで自分でジャッジをくだし、自分を責めてしまうことがあります。

過去の振り返りは、簡単に行えるものではない視点もあるということ。

もしも振り返りをしていて自分を責めてしまうことがあれば、方法を変えましょう。

誰かに話すことでトゲが抜けたり、新たな角度から見えるものもありますので、まずは話を吐露出来る場所から作っていく。

私の見立てになってしまいますが、その吐露できる場所を作ったり探すこと自体が行動になっていて、今を大切にし動より生ずる形へ繋がる第一歩になるのではないかと考えています。

また今日も一歩、今を大切に小さく歩む。

ただ、それだけで良い。

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連休はいかがお過ごしでしたか?

以前4月の日読みの話で記事にしましたが、やっと5/6(土)から月が切り替わりました!

月運とは別になりますが、4月17日以降でスムーズにいかない感覚のあった方は、少し切り替わりを感じたりする方がいらっしゃると感じます。

逆に重たさがある方は月の運勢の切り替わりによる影響かもしれません。深呼吸してゆっくり進むことを意識してください^ ^

明日の1日がより良い日になりますように🍀

鑑定士 灯

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